【企業向け】サステナブルノベルティおすすめ10選!失敗しない選び方も解説
サステナブルノベルティは、SDGsや環境配慮を「形」として示せる一方、選び方を誤るとイメージ低下につながるリスクもあります。
この記事では、サステナブルノベルティの基本的な考え方や他のノベルティとの違いと、企業向け・子供向けなど用途別に失敗しにくい選定ポイントを解説します。
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1.サステナブルノベルティおすすめ10選
※目安価格は2025年1月時点の情報となります
(1)snow peak スノーピーク ECO CUP

『snow peakのECO CUP』は、ステンレス製で容量500mlのエコカップです。軽量でスタッキングができ、持ち運びや保管のしやすさが特徴です。使い捨てカップの代替として位置づけやすく、配布後に繰り返し使われる仕組みをつくりやすくなります。
| メーカー | Snow Peak(スノーピーク) |
| 目安価格 | 3,025円 |
| こんな企業におすすめ | アウトドア文脈のあるブランドや環境配慮を日常シーンに落とし込みたい |
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(2)ヘリーハンセン オーガニックコットントートバッグ L

『ヘリーハンセンのオーガニックコットントートL』は、オーガニックコットン(綿100%)を採用した縦型トートバッグです。畳むとコンパクトになり、エコバッグとしても使える携帯性を備えます。
キャンバス地で丈夫であり、肩掛けしやすい長めのショルダー設計に加え、内側にポケットがあるため日常生活に馴染みやすい利便性が特徴です。
| メーカー | HELLY HANSEN(ヘリーハンセン) |
| 目安価格 | 3,609円 |
| こんな企業におすすめ | 名入れよりもブランド性と自然な環境配慮の文脈で選びたい |
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(3)リル バンブーレーヨンハンカチタオル

『バンブーレーヨンハンカチタオル』は、竹由来レーヨンと綿を使用した、配布向けのハンドタオルです。しっとりした柔らかさで日常使いの頻度が高い点が強みです。
バンブーレーヨン配合石油由来原料の使用を抑える考え方が示されており、紙製ケースの個装も含めて環境配慮の説明につなげやすいです。
| メーカー | 丸辰 |
| 目安価格 | 7,282円 |
| こんな企業におすすめ | 紙ケース入りで説明しやすい配布物を探している |
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(4)Happy Socks

『Happy Socks』は、スウェーデン発のソックスブランドとして、色彩やパターンを前面に打ち出したデザイン性の高さを特徴としています。サステナブルコットンを使用しながら、身に着けることで気分が変わる体験価値まで含めて設計されている点が、一般的なエコ志向の靴下とは異なるポイントです。
企業ノベルティとしては、実用品でありつつ遊び心を取り入れやすく、堅すぎない企業姿勢や多様性へのスタンスを間接的に伝えることができます。
| メーカー | Happy Socks |
| 目安価格 | 10,813円 |
| こんな企業におすすめ | 遊び心やブランド性を重視し印象に残るギフト型ノベルティを検討している |
(5)ORGANIC LIVING ステンレス製ロングボトル

『ORGANIC LIVINGのステンレス製ロングボトル』は、真空二重構造のステンレスボトルで、使い捨てペットボトルの代替として位置づけやすいアイテムです。保温・保冷性能や食洗機対応といった実用性に加え、繰り返し使える点がサステナブルノベルティとしての根拠になります。
素材はステンレスを中心としたシンプルな構成で、長く使われる設計思想が明確にできるのが特徴です。
| メーカー | mana. ORGANIC LIVING |
| 目安価格 | 3,850円 |
| こんな企業におすすめ | 脱プラスチックやリユース促進を明確に打ち出したい |
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(6)竹製フラットウェア(Bambaw 竹カトラリーセット)

『竹製フラットウェア』は、フォーク・スプーン・ナイフといった基本的なカトラリーが天然竹で作られた再利用可能セットです。プラスチック製使い捨てカトラリーの代替として携帯しやすく、オフィスランチやピクニック、社内持参ランチの促進施策としても使いやすい構成です。
天然素材由来で環境負荷低減に寄与する点から、サステナブルノベルティの根拠づけがしやすく、選定理由を関係者に説明しやすいアイテムです。
| メーカー | Bambaw |
| 目安価格 | 3,297円 |
| こんな企業におすすめ | プラスチック削減やSDGs活動の体現として説明しやすいノベルティを探している |
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(7)環境配慮ノート A6サイズ『あんころもち(表紙:小豆殻CoC)』

『環境配慮ノート あんころもち』は、表紙に本来は廃棄される小豆の殻を配合した紙を使用し、中紙には食用に適さないお米や備蓄用アルファ米の廃棄分を活用した紙素材を採用したリングノートです。廃棄素材を再利用する設計思想が明確で、なぜ環境配慮と言えるのかを素材レベルで説明しやすい点が特徴です。
A6変形の携帯サイズで配布後も使われやすく、イベント配布や来場記念、同梱ノベルティとしても扱いやすい設計です。
| メーカー | ぷりラボ(ブランド:Kamittell) |
| 目安価格 | 850円 |
| こんな企業におすすめ | 廃棄物の再利用・アップサイクルの説明軸を持たせたい |
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(8)折りたたみエコバッグ

『折りたたみエコバッグ』は、収納時はコンパクトにまとまり使用時には日常の買い物に十分な容量を確保できる実用性の高いアイテムです。繰り返し使用できる設計により使い捨て袋の削減につながり、日常行動の中で環境配慮を自然に取り入れやすい点が特徴です。
携帯性と実用性を兼ね備えているため配布後も使われやすく、サステナブルノベルティとして選定理由を説明しやすい定番アイテムといえます。
| メーカー | 互恵商事 |
| 目安価格 | 999円 |
| こんな企業におすすめ | 実用性が高く日常で繰り返し使われる配布物を探している |
(9)エコデント 歯ブラシ スパイラルツイン毛 コンパクト

『エコデントの歯ブラシ』は、ハンドルに非食用米由来のライスレジンを20%配合し、プラスチック原料の使用量削減を意識した設計の歯ブラシです。毎日使う消耗品に環境配慮の考え方を取り入れられる点から、サステナブルノベルティとして位置づけがしやすいアイテムです。
コンパクトヘッドで使いやすく日常生活の中で自然に使われやすいため、配布後も無駄になりにくく選定理由を説明しやすい点が特徴です。
| メーカー | EcoDent |
| 目安価格 | 858円 |
| こんな企業におすすめ | 宿泊・旅行・スポーツ関連の来場者特典を探している |
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(10)アーケム サステナブル スポンジ

『アーケムのサステナブルスポンジ』は、製造時にヤシ由来の植物性原料を配合したウレタン素材を使用し、環境負荷の低減を意識した設計のキッチンスポンジです。細かなウレタン構造による泡立ちの良さと、除膜加工による高い通気性で水切れが良く、日常使いの快適さを保ちながら環境配慮を伝えられる点が特徴です。
消耗品でありながら長く使われる前提をつくりやすく、生活シーンに寄り添ったサステナブルノベルティとして選定理由を説明しやすいアイテムです。
| メーカー | アーケムビジネスジャパン |
| 目安価格 | 1,980円 |
| こんな企業におすすめ | サステナブル施策を生活実用品で伝えたい |
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2.企業が失敗しないサステナブルノベルティの選び方

サステナブルノベルティは、環境配慮の姿勢を示すだけでなく企業評価にも影響する要素です。
ここでは、実務担当者が判断に迷わないための具体的な選定ポイントを解説します。
(1)サステナブルと言える根拠が明確か
サステナブルノベルティを選ぶ際は、以下のような持続性につながる理由を根拠をもって説明できるかを確認します。
| 素材 | 再生材・認証素材など根拠が示されているか |
| 製造・調達 | 環境配慮の背景が説明できるか |
| 使用・廃棄 | 長く使われる設計になっているか |
印象的な表現ではなく、第三者から問われた際にも説明がぶれない状態をつくることが重要です。
(2)企業イメージに合う見た目・品質か
サステナブルノベルティは、環境配慮だけでなく企業イメージに合った見た目と品質であるかも重要な判断軸です。また、デザインや色味が自社のブランドトーンと乖離していないか、環境配慮を優先するあまり使いにくさが生じていないかも重要です。
| 見た目 | ブランドトーンに合うか |
| 品質 | 継続使用を前提とした作りか |
| 使用感 | 環境配慮と使いやすさが両立しているか |
受け取った側がノベルティを通じて、企業の姿勢や考え方を自然に感じ取れる状態を目指します。
(3)配布対象や用途に適しているか
サステナブルノベルティは、配布対象や用途に合っているかを事前に具体化することが重要です。
子供向けの場合は安全性や年齢への配慮が前提となり、企業向けでは実用性や持ち帰りやすさが重視されます。
| 配布対象 | 企業・子供・地域イベントなどに適しているか |
| 安全性 | 年齢や利用環境に配慮されているか |
| 利用想定 | 持ち帰りやすく使用シーンが想像できるか |
名入れやカスタマイズの必要性も含め、配布後の使用シーンを想像でき無駄になりにくいかを判断します。
(4)価格・数量面で無理なく導入できるか
サステナブルノベルティは、無理なく継続導入できる価格・数量条件であるかを実務視点で確認する必要があります。単発施策だけでなく、今後の配布機会も想定し、予算内で安定的に採用できる価格帯かを見極めます。
| 価格帯 | 継続配布を想定しても予算内か |
| 数量条件 | ロット数・追加発注に柔軟性があるか |
| 運用負荷 | 管理・発注の手間が過度でないか |
コスト調整の過程で品質や説明性が損なわれていないか、管理負担が過度にならないかを含めて判断します。
(5)社内外に説明しやすい要素があるか
サステナブルノベルティは、社内外に対して選定理由を一貫して説明できる要素を備えているかが重要です。上司や関係部署に簡潔に説明できるだけでなく、社外からの質問にも根拠をもって対応できる状態が望まれます。
商品説明資料や素材背景、選定意図が整理されていれば、誤解や指摘を招きにくくなります。
| 説明のしやすさ | 選定理由を短く言語化できるか |
| 根拠資料 | 商品説明・背景情報が整理されているか |
| 一貫性 | 企業方針や施策と矛盾がないか |
ノベルティが単発の判断ではなく、企業姿勢の延長線上として説明できるかが判断軸となります。
3.サステナブルノベルティの基本を整理

ここでは、サステナブルノベルティとは何か、企業の環境施策との関係、従来のノベルティとの違いを解説します。
(1)サステナブルノベルティの定義
サステナブルノベルティとは、環境・社会・経済の持続可能性に配慮して設計・選定されたノベルティを指します。再生素材の使用に限らず、製造背景や使用後の扱い、無駄になりにくい設計まで含めて捉える点が特徴です。
特定の商品ジャンルや価格帯が定義されているわけではなく、考え方や設計思想が重視されます。ノベルティの配布そのものが企業姿勢を伝える接点となるため、取り組みとして根拠をもって説明できることが前提となります。
(2)企業の環境施策・SDGs施策とノベルティの関係
近年、多くの企業でSDGsや環境配慮が経営・広報上の重要テーマとして位置づけられています。その中でサスティナブルなノベルティは、比較的低コストで取り組み内容を具体的に示しやすい施策として活用されています。
社内外に向けて企業姿勢を形として伝えられる点が特徴であり、環境方針やCSR活動と切り離して考えられなくなっています。現在では単発の配布物ではなく、企業の環境施策の一部として一貫性をもって扱われるケースが増えています。
(3)従来のノベルティとサステナブルノベルティの違い
従来のノベルティは、認知拡大や集客を目的とした短期的な配布物として扱われることが一般的でした。一方で、サステナブルノベルティは、配布後の使われ方や廃棄までを含めて評価されます。価格や数量だけでなく、なぜそのノベルティを選んだのかを説明できるかが重視される点が大きな違いです。
| 観点 | 従来のノベルティ | サステナブルノベルティ |
| 目的 | 認知・集客中心 | 企業姿勢の表現 |
| 評価軸 | 価格・数量 | 背景・使われ方 |
| 配布後 | 短期消費 | 継続利用を想定 |
| 説明性 | 重視されにくい | 根拠説明が必要 |
現在は安く大量に配る発想から、「意味のある選定を行う」考え方へと転換が進んでいます。
4.まとめ
サステナブルノベルティは、環境配慮を示すための配布物ではなく、企業姿勢や判断軸を具体的に伝える手段です。重要なのは、素材や設計背景などの根拠を整理し、用途や配布対象に合った形で無理なく選定できることです。
見た目や価格だけでなく、説明性や継続利用まで含めて検討することで、実務としても安全に導入でき、社内外への説明にも耐えうるノベルティ選定につながります。